少人数制作のワークフロー

スピーカー:伊納達也

 

 

ビデオグラファーとは

ディレクション・撮影・編集等の

専門分野を1人で出来る人を呼んでいる。

 

TVCM制作の流れ

クライアント広告代理店クリエイティブチーム企画コンテを起こす。

制作会社が出てきて。そこから技術の人達を集めて制作チームが出来上がる。

 

Webだと

クライアント広告代理店制作会社 ビデオグラファーに依頼が来る

(海外や地方だと臨機応変の対応が求められる為少人数でのチームを作る事が多い)

  • 作曲やMA など専門家にお願いすることはある。

企業から直接案件が届く事もある。

 

ワークフローとしては

案件が届く企画を決める → 人材やロケ地選定などの準備

撮影編集納品

※広告代理店からの依頼だとある程度企画が固まっている。

※直接依頼が来る場合は0からの企画を作ることがある。

 

制作するにあたり重要事項

・撮影・・・行きはカメラが大事、帰りはデータが大事

・編集・・・ただ繋ぐだけでなく、最後にカラーグレーティング

(色味調整)をする。

MA(マルチオーディオ)音を聞きやすくミックスすること。

 

納品までの流れや準備

撮影・・・自分の撮影準備パターンなどを作っておくとよい

バックアップ・・・常に2箇所以上にデータを保存する。

撮影直後はSD(事務所戻るまではデータは消さない)と

小型のHDDやSSDに保存。

事務所に帰ってきたら、大型のHDDに保存。

それからSDを消去する。

大型HDDと小型で2箇所の保存、編集は小型で行う。

大型に都度更新しておく。納品しても1年保存している。

 

編集・・・プレミアで仮編集を行い、試写してもらう。

ここでは構成を見てもらう。

OK が出たら、カラーグレーディングやMA作業をして完成させる

 

カラーグレー・・・プレミアかダヴィンチで行う、ダヴィンチで

編集する時はプレミアのタイムラインを

グレーディングをXMLで書き出しダヴィンチで編集。

 

MA・・・オーディションで行う

外のスタジオでやる場合はOMFに書き出す。

 

※必ずLogの撮影で行うべきでない、

ただLogで撮影をしない時は事前にカラープロファイルの設定を作る。

 

 

質疑応答

ラフ編集はどこまでのラフ提出をしているのか?

広告代理店や制作プロデューサーなど挟んでいる時は、ある程度粗めでもよいので早めに出し、一緒に詰める。

一般企業は粗めで出すと不安になるので、ある程度作り上げてから出す。

 

少人数で撮影時の音声はどうしている?

2chに分けてガンマイクとピンマイクで撮影している。

ちっちゃい三脚にガンマイクをつけて撮ることもある。

2人体制でいたらブームで振ってもらうのもあり。

 

ワークショップのURLです。

https://www.youtube.com/watch?v=8jGNKXqYqxw

 

 

以上